沖縄県は18日、太平洋戦争末期の沖縄戦などの犠牲者名を刻んだ平和祈念公園(糸満市摩文仁)の石碑「平和の礎」に、新たに判明した95人の名前を記した刻銘板を、追加で取り付けた。取り付け後の総数は24万2659人。
作業員5人がロープで縛った刻銘板を重機で持ち上げるなどして慎重に取り付けた。県の平和・地域外交推進課の阿波連貴夫班長は取材に「石碑に並ぶ名前は遺族にとって一人一人の命を記憶するものだ」と述べた。
平和の礎は1995年に設置。例年、沖縄戦の組織的戦闘が終結したとされる6月23日の「慰霊の日」には、多くの遺族が訪問し、刻銘板の名前を手でなぞるなどしながら追悼している。