【ニューデリー共同】インドのモディ首相は17日、訪問先のフランス東部エビアンでトランプ米大統領と会談し、米国とイランが戦闘終結に向けた覚書に署名したことを念頭に、中東での平和回復へのリーダーシップを称賛した。トランプ氏はモディ氏が指導者である限り「インドが果たす役割は大きい」と持ち上げ、ぎくしゃくしていた両者の歩み寄りを演出した。
両首脳の対面会談はモディ氏が訪米した昨年2月以来で1年4カ月ぶり。トランプ政権はその後、インドがロシア産原油を購入してウクライナ侵攻の戦費調達を手助けしているとし、制裁的な高関税を一時課すなど米印の亀裂が深まっていた。
インドメディアによると、会談では貿易協定の締結も協議され、トランプ氏はモディ氏を「手ごわい交渉相手だ」と表現した。防衛協力を巡り「もしインドが攻撃されれば米国は助けに行く」と発言。両国は同盟関係ではないが、緊密な関係をアピールする思惑だったとみられる。将来インドを訪れる意向も示した。