【ワシントン共同】米政府高官は17日、米国とイランの戦闘終結に向けた覚書について、レバノンを含む全ての戦線で戦闘の即時かつ恒久的な終結を宣言することが盛り込まれていると記者団に明らかにした。イスラエルによるレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラへの攻撃に反発するイランに配慮し、米側が譲歩した可能性がある。
ただイスラエルがレバノン撤収に応じるかどうかは不透明で、合意の不安定要因になりそうだ。
米高官は米イラン両国が14日に電子署名した14項目からなる覚書の内容を全て読み上げた。内容は共同通信がイラン側から入手した最終草案の内容とほぼ同じだった。
米高官は「ヒズボラがイスラエルを攻撃すればイスラエルには反撃する権利がある」と説明した。
イスラエルはレバノンのヒズボラに攻撃を続けており、イランは戦闘終結にレバノンを含めるよう強く要求していた。