米FRB、主要政策金利を維持

米FRBの建物=2024年10月、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利を3・5~3・75%で維持することを決めた。金利の維持は4会合連続。従来は2026年末までの利下げを見込んでいたが、インフレの長期化を警戒し、利上げ予測に転換した。ウォーシュ議長就任後の初めての会合で、利上げへの支持の広がりが鮮明になった。

 経済見通しでは参加者19人のうち、9人が年内に少なくとも1回の利上げを予測。前回3月時点はゼロだった。利下げを見込んだのは1人で、前回の12人から急減した。見通しを示すことに否定的なウォーシュ氏は、自身の予測を提示しなかった。

 ウォーシュ氏は記者会見で「(FRBは)物価の安定を実現する」と強調。参加者からは、今回の利上げの提案はなかったと明らかにした。

 FRBは、27、28年は物価の伸びが縮小し、利下げをすると見込んだ。声明文は大幅に簡素化し、金融政策の今後の方向性を示す「フォワードガイダンス」と呼ばれる文言を盛り込まなかった。

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