難民自ら撮影、日常描く写真展

ザンビアのメヘバ難民居住地の住民が使い切りカメラで撮影した写真。れんがを作る様子が写っている=5月(難民を助ける会提供)

 20日は国連が定める「世界難民の日」。認定NPO法人「難民を助ける会」は19~21日、東京都渋谷区でアフリカ南部ザンビアの難民居住地の日常生活を描く写真展「ここに生きる、いつもの日々」を開く。写真家、広田比呂子さん(46)の作品や、難民自身が使い切りカメラで撮影した約400点が展示される。

 舞台となるのはザンビア北西部のメヘバ難民居住地。1971年以来、内戦下の周辺国から逃れた人々を受け入れてきた。広田さんは今年5月、使い切りカメラ54個を携え訪問。子どもたちに渡し、身近な人や物を自由に撮影してもらった。

 写っていたのは、乾燥させた主食のとうもろこし、パラボラアンテナ、れんがを作る様子など。スマートフォンを持たず、普段写真を撮る機会がない子どもたちの素朴な視点は広田さんにとって新鮮だった。

 経済的に豊かとは言えない暮らしに心が痛んだ。一方で、困難な中にも「普通の暮らし」があることを実感したという。「写真展が支援につながってほしい」と願う。

 会場はモンベル渋谷店。入場無料。(共同)

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