川崎市の川崎港の桟橋に約8年間、海賊船のような外観の遊覧船が放置されているとして、市は17日、解体撤去する行政代執行に着手した。市によると、船体は傾いて一部が水没しており、転覆すれば周辺の船舶航行に支障が出る恐れがあった。
遊覧船は全長24・7m、総トン数171トンで、真珠のような装飾とピンク色が特徴。撤去作業は17日午前10時ごろに始まった。
船は東京湾で航行していたとみられ、2018年10月から係留された。25年2月には強風で船体が傾き、油の流出も確認された。
撤去費用は約3300万円で、市は船を運航する「フインセールマリン」(東京都中央区)と所有者に請求する方針。