東京都は16日、保護のために2008年に禁止したツキノワグマの狩猟解禁を検討していると明らかにした。都によると、埼玉・山梨との都県境付近の山林に多く生息し、頭数は増加傾向と推定されている。出没範囲の拡大を受けた対応で、今後審議会を開いて本年度中の計画策定を目指す。早ければ来年度から解禁する可能性がある。
ツキノワグマは繁殖率が低く頭数が減ると回復が難しいとして狩猟を禁じているという。人の生活圏に現れた場合に実施する「緊急銃猟」以外に、山中などでの狩猟を可能にしたい考え。
宮沢浩司環境局長は16日の都議会で「捕獲可能なハンターのスキルは、猟友会などの意見を踏まえ一定のルール化を図る」と述べた。