冤罪救済「まだまだ不備」

弁護士らが開いた記者会見にオンラインで参加した袴田ひで子さん=16日午後、東京都千代田区

 再審制度を見直す刑事訴訟法改正案の衆院通過を受け、1966年の静岡県一家4人殺害事件で再審無罪が確定した袴田巌さん(90)の姉ひで子さん(93)は16日「まだまだ不備がある。冤罪被害者を救うための法律にしてほしい」と不満を表明し、参院審議での修正を求めた。

 東京都内で開かれた弁護士らの記者会見に、浜松市の自宅からオンラインで参加した。政府の改正案では、冤罪被害者らが求めた証拠制度とは隔たりがあるとし、ひで子さんは「全面開示が筋だ」と強調。証拠の目的外使用禁止規定の削除や、検察抗告の全面禁止も改めて求めた。

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