赤い羽根募金に苦情百件超

 社会福祉法人北海道共同募金会(札幌市)が赤い羽根共同募金などで集めた寄付金のうち、1億8千万円が使途不明になっていることを巡り、同会への苦情や意見が2日間で100件を超えたことが16日分かった。会計責任者の男性事務局長(58)が着服した疑いがあることへの反発が強く、15日午後の発表以降、電話やメールが殺到している。

 同会によると、「寄付を今後取りやめる」「共同募金会を解散しろ」といった声や、使途不明金を募金会内部で穴埋めするよう求める意見が相次ぎ寄せられた。「詐欺集団」といった誹謗中傷もあった。

 担当者は「まっとうな指摘もあり申し訳ない。ただ、決して組織ぐるみで(募金を)悪用しているといったことはなく、今後も募金活動は継続したい」と話した。

 同会は「歳末たすけあい募金」も実施しており、赤い羽根共同募金と合わせた2000~25年度の寄付金総額は年6億~7億円で推移。今回の影響で福祉活動などへの助成金分配が遅れている。

 鈴木直道北海道知事は16日の記者会見で「説明責任を果たしてほしい」と述べた。

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