両陛下の公式訪問「重要な機会」

インタビューに応じるオランダのヒルス・ベスホー・プルッフ駐日大使

 天皇、皇后両陛下のオランダとベルギーの公式訪問が13日から始まる。最初の訪問国オランダとは第2次大戦で交戦した歴史を乗り越え、皇室と王室が戦後の融和を図ってきた。ヒルス・ベスホー・プルッフ駐日大使(63)は12日までに東京都内で共同通信などのインタビューに応じ「両国の良好な関係を確認し、友好を示す重要な機会になる」と期待した。

 両陛下は現地時間13日午後、オランダに入られる。王室の離宮に滞在後、17日に首都アムステルダムで歓迎式典やウィレムアレクサンダー国王夫妻主催の晩さん会に臨む。

 ベスホー・プルッフ大使は、日本との交流はオランダ商船リーフデ号が漂着した1600年から426年に上り、現在も「多くの面で緊密に協力している」と述べた。

 先の大戦で、オランダの植民地だったインドネシアに旧日本軍が侵攻した。反日感情が根強く残る2000年、在位中の上皇さまがオランダを公式訪問し、戦没者記念碑に供花した。当時ベアトリックス女王の秘書官だった大使は「戦争は深い傷を残したが、長い年月をかけて関係は改善した」と話す。

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