【ワシントン、イスタンブール共同】トランプ米大統領は11日、予告していたイランへの攻撃を中止したとSNSで表明した。戦闘終結に向けた協議内容を「イラン指導部の最高レベルが承認した」と主張。覚書締結に向けて最終調整しており「数日以内」に合意できるとホワイトハウスで記者団に説明した。
イランメディアによると、バガイ外務省報道官は「合意内容はまだ最終決定されていない」と明らかにした。米国が交渉を通じて「立場を変え続けてきた」と批判。「イランは自らのレッドラインについて妥協しないことを証明している」と述べ、核問題や事実上の封鎖を続けるホルムズ海峡で強硬姿勢を崩していない可能性を示唆した。
トランプ氏は、覚書の署名式は欧州で開く可能性があるとして、バンス副大統領が対応すると語った。イスラエル首相府は11日、ネタニヤフ首相がトランプ氏と電話会談し、米国とイランの最終合意には、イランが保有する濃縮ウランの撤去や、濃縮施設の解体、ミサイル生産の制限などが含まれるとの確約を得たと説明した。