【北京共同】中国外務省は11日、フィリピンのテオドロ国防相らに対し、中国本土や香港、マカオへの渡航を禁止する制裁を科すと発表した。「中国に関する誤った主張を繰り返し、両国関係を破壊した」と批判した。
中国国内の組織や個人がテオドロ氏と取引したり、協力したりすることも禁じた。制裁は配偶者や子どもも対象とした。
両国は南シナ海の領有権を巡り対立。中国はフィリピンと日本が海洋境界画定の交渉開始で合意したことへも反発を強めている。
テオドロ氏は5月のアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で講演、中国との対立を念頭に「覇権主義勢力の不当な影響から解放されるよう役割を果たしたい」と語っていた。