ウクライナ侵攻、膠着状態続く

ロシアによるミサイル攻撃を受けたウクライナ東部ハルキウ州で、作業する住人=9日(ゲッティ=共同)

 【キーウ共同】ロシアのウクライナ侵攻は11日、第1次大戦が続いた1568日間を超えた。トランプ米政権はイラン対応に追われ、ロシアとウクライナを仲介する和平交渉は進んでいない。ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアの内陸部への長距離攻撃を拡大し圧力を強めてロシアに交渉を迫るが、ロシアのプーチン大統領は応じず、膠着状態が続く。

 ロシアの侵攻は1月に第2次大戦の独ソ戦の日数を既に超えており、長期化している。前線は消耗戦となり、戦場で普及した無人機の開発競争が過熱している。

 ウクライナ軍は10日、ロシア南部サマラにある石油最大手ロスネフチの製油所や、ロシアの占領が続く東部ドネツク州マリウポリ港にある複数の施設を無人機で攻撃したと発表した。ゼレンスキー氏は無人機を運用する部隊のこれまでの実績を評価し、6月11日を無人システム部隊の日とする大統領令に署名した。

 ウクライナ外務省のチーヒー報道官は10日の記者会見で、侵攻は戦略的誤りだったとロシアに認識させるにはあらゆる圧力をかけるしかないと述べた。

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