奈良文化財研究所は10日、文化財保護の担い手減少など直面する課題の解決に向けたプロジェクトチームを立ち上げたと発表した。デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を掲げ、発掘調査方法の見直しや、3Dモデルを使った新たな遺跡の活用・管理に取り組む。
奈文研は1952年に発足し、平城宮跡や藤原宮跡の調査研究などを担ってきた。近年は全国的に文化財保護分野の予算減少や担い手不足が表面化。危機感を背景に、既存部局の枠を超えて将来像を模索するチームが昨年10月に発足し、このほど本格始動した。