アルメニア首相が勝利宣言

アルメニアの首都エレバンで演説するパシニャン首相=5日(共同)

 【エレバン共同】旧ソ連構成国アルメニアで7日に議会(一院制、最低総議席数101)選の投開票が行われ、与党を率いる親欧米路線のパシニャン首相は8日未明、勝利宣言した。中央選挙管理委員会によると、与党が親ロシアの野党を大きく引き離しており、単独過半数の議席を獲得する勢いとなっている。

 パシニャン氏は記者会見を開き「歴史的な勝利だ」と語った。議会選は比例代表制で中央選管によると、開票率94%で与党「市民契約党」が50・04%、2番手のロシア寄りの政党連合「強いアルメニア」が23・33%。

 一定の得票率に達しない政党は議席配分されない制度で、50%前後の得票率でも議席獲得数は過半数に達する可能性が高い。調査機関によれば野党の各勢力は共闘しておらず一枚岩ではない。

 パシニャン氏は7日、記者団の取材に「欧州の支援を受けて民主的改革を進める」と主張。係争地ナゴルノカラバフを巡り長年対立してきた隣国アゼルバイジャンとアルメニア両国の領土を結ぶ「トランプ回廊」の設置を推進すると訴えた。

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