ドイツで米国人エボラ患者が退院

エボラウイルスの電子顕微鏡写真(米疾病対策センター提供)

 【ベルリン共同】ドイツのシャリテ・ベルリン医科大学病院は6日、アフリカのコンゴ(旧ザイール)東部でエボラ出血熱に感染し、入院した米国人男性(39)が治療を終えて同日退院したと発表した。男性の濃厚接触者とされた妻子5人についても当局が隔離命令を解除した。

 男性が感染した「ブンディブギョ株」のエボラウイルスは臨床データが少なく、承認済みのワクチンもない。病院での治療成功で得られた知見により、治療法の研究が進む可能性がある。

 病院は、ほとんどのエボラウイルスに効果があるとされる抗体製剤と、新型コロナウイルス感染症の治療に使用される抗ウイルス薬「レムデシビル」を併用。5月20日の入院直後はウイルス量の値が非常に高かったが、30日以降は検出されなくなった。

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