宇宙ごみ回収衛星は「しらいと」

小型衛星「しらいと」のイメージ図(静岡大能見研究室提供)

 静岡大は5日、来週打ち上げ予定のH3ロケットに搭載する同大開発の小型衛星について、公募の結果、名称を「しらいと」に決定したと発表した。宇宙ごみ(デブリ)をワイヤを利用して捕獲する技術の実証実験を担うことから、ワイヤや県内の景勝地「白糸の滝」を連想させるとして、応募総数485件のうち3人から寄せられていた。

 衛星は約60センチ四方の立方体で、重さ約65キロ。ロケットは10日に鹿児島県の種子島宇宙センターで打ち上げる。軌道投入後、衛星の機体が二つに分離し、その間に長さ約1キロのワイヤが伸びる。ワイヤ上に小型ロボットを移動させ、ネットでデブリを捕獲する手順を想定している。

 2021年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の革新的衛星技術実証テーマに選ばれた。ワイヤの利用技術を向上させ、将来は宇宙エレベーターなどでの活用を目指す。

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