【北京共同】中国の習近平国家主席が8、9両日に北朝鮮を訪れると中朝両国のメディアが5日、報じた。金正恩朝鮮労働党総書記が招請した。習氏の訪朝は2019年6月以来、7年ぶり。今年5月14、15両日のトランプ米大統領との会談を踏まえ、同月20日にロシアのプーチン大統領と会談したばかり。対米を念頭に金氏とも連携強化を図るとみられる。
習氏の外遊は今年初めて。米国を軸としてきた世界秩序が揺らぐ中、西側諸国と対立するロ朝を引き寄せ、国際社会で中国の存在感を誇示する狙いもありそうだ。中ロ朝は日本に対しても「軍国主義」を強めていると反発している。
米中首脳会談では北朝鮮の非核化が共通目標だと確認したと米ホワイトハウスが成果文書で公表した。ただ北朝鮮は非核化に一切、応じない姿勢だ。習氏と金氏の会談で核問題への言及があるかどうかも注目される。
昨年9月には金氏が訪中し、北京で約6年ぶりに習氏と会談した。