米イラン応酬、湾岸で死者

3日、クウェート市のクウェート国際空港で、イランの攻撃により損壊した天井を示す人(ソーシャルメディアの動画から、ロイター=共同)

 【ワシントン、テヘラン共同】米中央軍は2日、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡に近いイランのケシム島にあるイラン軍の地上管制施設を攻撃したと発表した。「自衛」目的とし、イランの弾道ミサイルや無人機も撃墜したと言及。再び両者の応酬となった。ペルシャ湾岸のクウェート外務省は3日、国際空港などにイランの攻撃があり1人が死亡したとしてイランを強く非難。クウェート保健省によると旅行者ら63人が負傷した。

 米イラン停戦が不安定化する中、湾岸で再び被害が出た。米中央軍によると、イランからバーレーンにもミサイルが発射されたが、迎撃した。イランメディアによると、イランはバーレーンにある米海軍第5艦隊司令部など地域の米軍拠点に報復攻撃を行った。

 米中央軍は、米軍への攻撃は全て失敗したと説明した。米中央軍は、ペルシャ湾内にあるイランの石油積み出し拠点カーグ島に向かったボツワナ船籍の船舶を攻撃し、2日に航行不能にしたとも表明した。イラン外務省は3日、自国側への米軍による攻撃の責任をバーレーンとクウェートも負うと名指しで非難した。

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