高速道路で大型トレーラーの荷台を切り離し、一般道に出た後で改めて自動料金収受システム(ETC)を通過―。神奈川県警は1日、高速道路進入時のタイヤの数で料金が決まるETCの仕組みを悪用し「特大車」と「中型車」の通行料金の差額をだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の疑いで、運送業森田真幸容疑者(56)=同県横須賀市=を逮捕した。
県警によると、森田容疑者は横浜町田インターチェンジ(IC)から東名高速道路に入り、約10キロ先の綾瀬スマートIC付近で大型トレーラーの荷台部分を分離。「特大車」として精算し一般道に出た。その後「中型車」として再び高速道路に進入し、内部で荷台を再連結。本来より低い中型車の料金で、浜松西ICまで200キロ以上走行した。
管轄する中日本高速道路は免れた料金に加えて割増金を請求するなど、不正通行対策に取り組むと注意喚起した。
逮捕容疑は、昨年11月7~8日、特大車を中型車と偽ってETCシステムに送信し、正規通行料金との差額5350円の利益を得た疑い。