週明け1日の東京株式市場でソフトバンクグループ(SBG)の時価総額が47兆円を超えてトヨタ自動車を抜き、国内企業で首位となった。人工知能(AI)関連事業への積極的な投資が株価を押し上げた。トヨタは日本の製造業を代表する存在で、日本の産業構造の転換を象徴する形となった。
SBG株の1日午前終値は前週末終値比768円高の8259円だった。トヨタ株は147円安の2895円で、時価総額は46兆円弱だった。
1日午前の東京株式市場は、SBGなどAIや半導体関連株が値上がりし、日経平均株価(225種)が続伸した。取引時間中の最高値を更新し、節目の6万7000円を初めて突破した。
SBGは出資先である米オープンAIが新規株式公開(IPO)の申請準備を進めているとされ、株価が上昇基調にあった。5月31日に最大で750億ユーロ(約14兆円)を投じ、フランスで大規模なAIデータセンター事業を始めると発表したことで拍車をかけた。
SBGは2026年3月期連結決算で、純利益が日本企業で初めて5兆円を超えた。