核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせ渡米した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の代表理事で胎内被爆者の松浦秀人さん(80)=松山市=は30日、同市内で開かれた報告会で「再検討会議が決裂したのは残念」と述べた。市民ら約70人が参加した。
再検討会議は成果文書を採択できず22日(日本時間23日)に閉幕した。
松浦さんは国連で行われた原爆写真展の様子や、大学で被爆証言をした際、米国への感情などについて傍聴者から質問が相次いだことなど、現地での経験を紹介。
報告会終了後、記者団に「再検討会議を傍聴して、核兵器の増強はおかしいと追及している国が圧倒的に多く、心強く思った」と述べた。