川崎市多摩区で2019年、スクールバスを待っていた私立カリタス小の児童らが襲われ、2人が死亡、18人が負傷した事件は28日、発生から7年となった。現場には花が供えられ、学校関係者はミサを開いて犠牲者を追悼。悲劇が繰り返されないようにと願った。
事件が起こった午前7時40分ごろ、東京都北区の会社員丸茂豊さん(35)は「二度とこのような事件が起きてほしくない」と現場の歩道に花を手向けた。川崎市多摩区の会社員大屋光子さん(57)は「安らかに眠ってほしい」と手を合わせた。
学校の運営法人が校内で開いたミサには、在校生や保護者ら約250人が参加した。小野拓士校長はミサ後に取材に応じ「子供たちが安全に通学できるようにすることが、事件を風化させないことだ」と話した。
事件は19年5月28日に発生。岩崎隆一容疑者=当時(51)=が、小学6年の栗林華子さん=同(11)=と、別の児童の保護者で外務省職員だった小山智史さん=同(39)=を殺害し、児童ら18人に重軽傷を負わせ、直後に自殺した。