がん遺伝子自由診療に「待った」

 厚生労働省と環境省は27日、遺伝子組み換え生物の使用を規制する「カルタヘナ法」に基づく承認を得ず、がん患者を対象とした自由診療の遺伝子治療を実施したとして、全国の33医療機関に対し、再発防止や治療に用いた製剤の廃棄報告を求める措置命令を出した。

 有害事象やウイルスの外部漏えいは確認されていない。33医療機関では「p53」「CDC6shRNA」といったがんの発症に関わるとされる遺伝子を標的とした治療法を提供していたとみられるが、有効性は十分に立証されていないという。治療では特定の遺伝子を細胞に運ぶために組み換えウイルスを使う。

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