農林水産省は26日、菓子製造卸のオークラ製菓(熊本市)が、あめの原材料として使ったニュージーランド産バターの産地を「北海道産」と偽って表示し卸売業者に販売したなどとして、食品表示法に基づき、表示の是正と再発防止を指示した。ほか19商品でも不正表示があり、計20商品で約251万袋を販売していた。
原材料の不正表示があった菓子製造販売の新杵堂(岐阜県中津川市)にも同様の指示をした。
オークラ製菓の対象商品の一つは「バターボール」で、少なくとも2023年4月~24年12月に約43万袋を販売した。事実と異なるバターの産地表示に加え、使用していない原材料「デキストリン」も記載していた。
他に「沖縄黒糖飴」や「復刻版 塩あめ」などの19商品でも不正表示があった。農水省によるとオークラ製菓は、原材料変更などに伴う包装表示の変更にはコストがかかるとし、不正表示のまま販売していたという。
新杵堂は、少なくとも25年3~6月、「THE PREMIUM 栗きんとん」に、使用していない「和三盆糖」を原材料として記載し販売した。