ガザ支援船拘束、嘲笑動画に非難

20日に公開された映像の中で、活動家らの拘束に反応を示すイスラエルのベングビール国家治安相(中央)=中部アシュドッド(Office of Itamar Ben Gvir提供・ロイター=共同)

 【ニューヨーク、エルサレム共同】イスラエル極右政党党首のベングビール国家治安相は20日、パレスチナ自治区ガザへ支援物資を届けるため船で向かいイスラエル軍に拘束された活動家らの動画を公開。両手を縛られた上、頭を伏せてひざまずく活動家らを嘲笑する様子が写っており、カナダのほかイタリアや英国など欧州各国から強い非難が相次いだ。AP通信などが伝えた。

 イスラエル外務省によると、拘束されたのは「グローバル・スムード船団」(GSF)の活動家ら430人。ベングビール氏は、活動家らを収容する施設を訪問した際の約40秒の動画をX(旧ツイッター)に投稿した。「パレスチナの解放を」と叫んだ活動家の頭を当局者が押さえつけると、ベングビール氏は「よくやった」と声をかけた。

 カナダのカーニー首相は、拘束者にカナダ人も含まれているとして「民間人に対するこの非道な扱いは決して容認できない」と批判した。イタリアのメローニ首相も「容認できない」と非難。クーパー英外相は「敬意と尊厳という基本的な基準に反している」と述べた。

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