日本の1人1カ月当たりのコメ消費量が2025年度は平均4435グラムとなり、前年度から6・1%減少したことが16日分かった。7年ぶりの低水準で、減少幅は普通サイズの茶わん1杯(精米65グラム)で換算すると4・4杯分に当たる。価格高騰を背景に消費者のコメ離れが進んだことが裏付けられた。足元では価格は下落傾向だが、物価高で節約志向に拍車がかかっており、日本を代表する食の購買意欲が戻るかどうかは見通せない。
コメの業界団体「米穀安定供給確保支援機構」が調査結果を発表した。コメが前後の年と比べ割高だったという18年度(4426グラム)と同程度の水準で、全体の66%を占める家庭での消費量は8・2%減の2929グラムだった。
24年夏にスーパーの店頭から品が消える「令和の米騒動」が起き、価格が高騰。一時は5キロ平均4千円台が常態化した。卸売り大手は「買い控えが起き、麺類やパンを取り入れる家庭が増えた」と分析した。
一方、中食や外食の消費量は1・8%減の1506グラムだった。