外国人女性らを連続して暴行したとして準強姦致死罪などで無期懲役が確定した織原城二受刑者(73)が、動画配信大手ネットフリックスのドキュメンタリー映画や、朝日新聞社が公開した映画監督へのインタビュー記事で名誉を毀損されたとして、2社などに計約2億円の損害賠償や映像削除を求めた訴訟の判決で、東京地裁は15日、請求を棄却した。
受刑者は女性10人への暴行などで有罪となった。訴訟で受刑者は、映画や記事が「日本最大の性犯罪」、被害者の数を「何百人」と虚偽の情報を示し、名誉を傷つけられたと主張していた。
沢村智子裁判長は、受刑者による性犯罪行為の被害者は多数存在すると推測していた人が複数いたという事実を示し、その意見論評だったと指摘。重要な部分において真実と信じる相当の理由があったと認められるとし「名誉感情を害するとはいえない」と結論付けた。