磐越道事故のバス車体を検証

 福島県郡山市の磐越自動車道で新潟市の北越高の男子生徒1人が死亡したマイクロバス事故で、福島県警は14日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕した若山哲夫容疑者(68)が運転していたバスの車体を検証した。損壊状況から衝突直前の速度を裏付け、事故原因を調べる。

 県警は高速隊郡山分駐隊(郡山市)の敷地近くに保管している車体を午前8時過ぎ、検証場所に向けて移動させた。

 現場は緩やかな右カーブで、目立ったブレーキ痕や急ハンドルを切った形跡はなかった。若山容疑者は「時速90~100キロで運転した。カーブを曲がりきれなかった」などと供述している。

 バスは男子ソフトテニス部員20人を乗せ、ガードレールに衝突。ガードレールが車体を貫通したまま20~30メートル走行し、稲垣尋斗さん(17)が車外に投げ出され死亡、17人が重軽傷を負った。

 ドライブレコーダーは搭載されていなかった。県警は、同乗の生徒が撮影した事故直前の動画を解析している。

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