気象庁は12日、南米ペルー沖から西の海域にかけての海面水温が平年よりも高い状態が続く「エルニーニョ現象」が、夏までに発生する可能性が90%に高まっていると発表した。現状について「平常の状態とみられるが、エルニーニョ現象時の特徴に近づきつつある」と分析している。
4月10日の発表では、現状を「平常の状態」と分析し、夏に発生する可能性を70%としていた。
エルニーニョ現象は世界の異常気象の一因とされる。発生すると日本の夏の気温は低く、冬の気温は高くなりやすい傾向がある。気象庁によると、全国的に平年より気温が高くなるという今年の夏の予想は、現象の動向を踏まえており、変更はないとしている。