東証、一時最高値を更新

東京証券取引所

 週明け11日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。終値は前週末比295円77銭安の6万2417円88銭。朝方は前週末の米国株高を受けて一時600円超上昇。取引時間中の史上最高値を更新したが、中東情勢の先行きを警戒した売り注文が優勢となり、値動きが荒い展開となった。

 東証株価指数(TOPIX)は11・45ポイント高の3840・93。出来高は29億473万株だった。

 戦闘終結に向けた協議で、米国の提案に対するイラン側の回答をトランプ米大統領が拒否したと伝わり、混乱の長期化に伴うインフレの加速や景気減速への懸念が強まった。米原油先物価格や長期金利の上昇も重荷となった。

 朝方は前週末の米国市場でハイテク株主体の指数が堅調だったことが好感され、平均株価への寄与度が高い人工知能(AI)や半導体関連銘柄が買われ、相場を押し上げた。

 平均株価が一時最高値を付けたことで割高さが意識された。利益を確定する売り注文が次第に強まり、下落に転じた。

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