ペンギン、脅かされる生育環境

南極のコウテイペンギン(共同)

 広島市で11~21日に開かれる南極条約協議国会議で、コウテイペンギンの保護の在り方が議論される。地球温暖化に伴う海氷の減少や観光客の増加などで、繁殖や成長の場が脅かされているためだ。国際自然保護連合(IUCN)は4月、レッドリストの絶滅危惧種に追加。会議でも「特別保護種」に指定することを目指すが、反対する国もあり見通せない状況だ。

 南極に生息するコウテイペンギンは体長約1メートルでペンギンの仲間では最も大きい。開発や狩猟の影響を受けにくく、絶滅リスクは低いと考えられてきた。だがIUCNは、海氷減少でおぼれたり、凍えたりして死ぬ数が増え、2080年代までに半減すると分析した。

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