【ベルリン共同】ドイツの金融大手、コメルツ銀行は8日、人工知能(AI)が人間に代わり複雑な業務をこなす「AIエージェント」などを本格導入して業務を効率化し、グループ全体で新たに人員を3千人削減すると発表した。導入に向け2026~30年に6億ユーロ(約1100億円)を投資する。
コメルツは既に苦情処理業務にAIエージェントを導入。マネーロンダリング(資金洗浄)対策にもAIを利用している。今後は顧客の書類審査から契約書の作成までの幅広い業務にAIを活用するとしている。
イタリア大手銀行ウニクレディトが5日にコメルツの買収を提案したことを受け、収益性改善を強調することで買収に抵抗する狙いがある。