【香港共同】中国政府主導で昨年10月に香港で開業した「国際調停院」が今月、海事関連の紛争を解決したことが8日分かった。同院が主催した8日の国際会議で鄭若カ秘書長が明らかにした。同院による紛争解決が確認されたのは初めて。中国は国際的な発言力強化につなげる狙いがある。
国際調停院は武力紛争や領土問題も対象。国家間の問題だけでなく、企業間の国際的なビジネス紛争なども取り扱う。
解決した紛争は中国とシンガポールの当事者が関与。鄭氏は会議で「友好的な紛争解決の価値を示すものだ」と述べたが、紛争の詳細は明らかにしなかった。
香港政府トップの李家超行政長官は、同院設立に関する協定の署名国が41カ国になったと明らかにした。