はしか1月からの累計400人超

麻疹ウイルスの電子顕微鏡写真(米疾病対策センター提供)

 国立健康危機管理研究機構は8日、全国の医療機関から4月20~26日に報告された、はしかの患者数(速報値)は68人で、1月からの累計が436人になったと明らかにした。計744人と過去10年で突出して多かった2019年の同時期に迫るペースで増えている。

 25年は計265人(暫定値)で、既に大幅に上回っている。1週当たり68人は今年最多。今年の患者は10~30代が74%を占めている。はしかの原因の「麻疹ウイルス」は感染力が非常に強い。

 今年の累計患者数では、東京都が211人と全体の半数近くを占める。埼玉、千葉、神奈川を含む4都県で304人に上る。集団感染が発生した鹿児島も34人と多い。

 日本は15年にWHOから、土着のウイルスによる感染が確認されない「排除状態」に認定されたが、渡航者により海外からウイルスが持ち込まれ、感染が広がっている。

 はしかは、同じ部屋にいるだけで空気感染する。感染10日ほどで発熱やせき、鼻水の症状が出て、その後に発疹も現れる。

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