イランの新提案は「合意不可」

1日、米ワシントンのホワイトハウスで記者団に話すトランプ大統領(AP=共同)

 【ワシントン、イスタンブール共同】トランプ米大統領は1日、イランが戦闘終結に向けて新たに示した案で「私が同意できないことを求めている」と不満を示し、現時点で合意は不可能との認識を示した。具体的内容は明かさなかった。攻撃再開はしたくないとしつつ「選択肢の一つだ」と述べ、圧力をかけた。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、イランは新たな案で、米国が戦闘終結やイランの港湾封鎖解除を保証するなら、事実上封鎖するホルムズ海峡の開放条件を話し合う用意があると提案した。封鎖の即時解除を求めていた当初案より、態度を軟化させた。核問題の交渉は、米国の制裁緩和と引き換えに実施するよう求めているという。

 トランプ氏は、イランは合意を望んでいると改めて主張。一方、今後合意に達するかどうか「確信を持てない」と話した。

 米ニュースサイト、アクシオスは1日、港湾封鎖でイラン産石油を積んだタンカーが足止めされ、イランに少なくとも48億ドル(約7500億円)の損失があったと米国防総省が試算していると報じた。

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