日本将棋連盟が設置した「公式戦番勝負対局規定検討委員会」は30日、最終報告を発表した。女流タイトル戦について妊娠出産時、希望すれば日程や場所の変更を調整、対局できない場合は来期の挑戦者決定戦から出場可能とする案などの代替措置を提示した。
将棋連盟は今後、検討委の答申を受けて具体的な対応策を検討、新規定を策定するという。
最終報告は、日程変更などの申請は対局者が妊娠14週6日までに連盟の専用窓口で行うよう求めた。調整できず対局者変更となった場合の代替措置は、主催者と連盟の判断に基づき棋戦ごとに定めるとした。
福間香奈女流五冠(34)は昨年12月、妊娠出産で事実上不戦敗とする規定の見直しを求めて要望書を提出。日程や場所の調整、タイトル保持者が降格しないようにするなど休場中の地位保障を提案した。
これを受け、連盟は出産前6週、産後8週の計14週と日程が重なる対局では対局者を変更するとした規定を削除、新規定策定に向けて検討委を立ち上げていた。