米オープンAI、外販拡大へ

米マイクロソフトと米オープンAIのロゴ=2025年9月(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】対話型の生成人工知能(AI)「チャットGPT」を開発する米オープンAIと、マイクロソフト(MS)は27日、提携内容を刷新すると発表した。オープンAIがMSにAIモデルを独占的に提供する契約が終了。オープンAIは事業拡大の制約が減り、アマゾン・コムやグーグルのクラウド基盤を通じ企業にAIを販売できるようになる。

 MSはオープンAIの主要な株主。両社は「提携内容を簡素化し、AIの恩恵を広めたい」とそれぞれコメントした。

 MSは独占販売権を手放すものの、2032年まで、オープンAIのAIモデルを自社製品で使える知的財産権を確保した。また、MSがクラウド上で販売したオープンAI製品の収益を同社に還元する仕組みは廃止。オープンAIがMSに分配する収益にも上限を設け、事実上、両社の財務的な縛りを緩めた。

 MSは19年からオープンAIに出資し、クラウド基盤で提供してきた。だがオープンAIが競合他社と巨額提携を模索したことで対立が表面化。MSも独自モデルを開発するなど依存脱却を急いでいた経緯がある。

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