前線兵飢える画像に物議

ドローン攻撃を受けた街=2025年11月、ウクライナ東部ハルキウ州(ゲッティ=共同)

 【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナ軍の前線部隊の兵士が飢えてやせ細った状態の画像がネット上に投稿され、物議を醸している。軍は27日までに兵士が衰弱している状況を上層部に報告していなかったとして部隊の責任者を更迭し、内部調査に乗り出した。

 24日の軍の発表によると、部隊は東部ハルキウ州の要衝クピャンスクの川沿いに配置された第14独立機械化旅団。現地報道によると、補給物資は約10~15日ごとにボートなどで届けられるはずだったが、ロシア軍の攻撃激化で、食料や水が不足していた。

 上半身裸のやせた男性兵士らの画像を投稿した家族とされる人物は「兵士は雨水を飲み、飢えで意識を失っている。通信にも問題がある。この画像を拡散してください」とのコメントを添えていた。

 ウクライナ国防省はロシア軍による攻撃のため物資の補給が難しくなっていると指摘。「あってはならないことだが、前線の状況は非常に深刻になることもある」と釈明した。

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