【ワシントン、イスタンブール共同】米ホワイトハウスのレビット報道官は27日の記者会見で、イランから戦闘終結に向けて新たな提案があったことを認め、近く米側の対応を示すとした。トランプ大統領と安全保障担当の高官が同日内容を検討したと明らかにした。米イスラエルによるイラン攻撃開始から28日で2カ月。エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡や核問題を巡る米イランの溝は深く、再協議につながるかどうかは不透明だ。
イランのアラグチ外相は27日、訪問先のロシアでプーチン大統領と会談し、米国の破壊的行動や理不尽な要求が「外交の進展を遅らせている」と主張した。会談前、報道陣に対し、米国は「目標を何一つとして達成できていない」とし、交渉を求めているのは米側で「われわれは検討中だ」と述べた。
イランの新提案は、イランがホルムズ海峡を開放する一方、核問題の交渉を先送りする内容だとされる。米軍によるイランの港湾封鎖の解除も含まれていると伝えられている。
トランプ氏は、戦闘終結のためにはイランが核兵器を保有しないと確約するべきだとの立場。