1994年に名古屋空港で乗客乗員264人が死亡した中華航空機墜落事故から32年となった26日、現場近くの慰霊施設「やすらぎの園」(愛知県春日井市)で追悼行事が開かれた。遺族の高齢化が進む中、参列者は「事故に区切りはない。元気なうちに記憶をつないでいきたい」と誓った。
遺族らは慰霊碑の前に並べられた水槽に色とりどりの花を浮かべ手を合わせた。バスに乗り、滑走路近くの墜落現場も訪れた。
名古屋市の高木愛子さん(74)は、出張帰りの夫=当時(45)=を空港へ迎えに行く際に事故を知った。「パイロットの教育を充実させ、二度と起きないようにしてほしい」と願った。