野生馬の出産シーズン到来

宮崎県串間市の都井岬で寄り添う御崎馬の親子=20日

 宮崎県最南端の都井岬(串間市)で、国の天然記念物の野生馬「御崎馬」が出産シーズンを迎えている。25日までに7頭の子馬が誕生した。母馬に寄り添われながら、急斜面をおぼつかない様子で歩いたり、乳を飲んだりする愛くるしい姿が見られる。

 馬を保護する都井御崎牧組合によると、江戸時代に旧高鍋藩が藩営牧場を設けたのが起源。その後、人の手を介さず、ほぼ野生下での繁殖が続いている。成長しても体高130センチ程度と小柄で、4~6月に例年20頭ほどが生まれる。「春駒」と呼ばれる生まれたばかりの子馬を含め、25日時点で110頭が生息している。

 現存する日本の在来馬は御崎馬など計8種という。

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