宮内庁の黒田武一郎長官は23日の定例記者会見で、皇族数確保策に関する衆参両院の全体会議が約1年ぶりに再開したことについて「協議内容にコメントする立場にない」とした上で、「動きを注視している。何らかの制度改正がされた場合は、皇室の方々のお気持ちを十分に踏まえながらできる限り対応をしていく」と述べた。
全体会議は15日に再開した。(1)女性皇族が婚姻後も皇族の身分保持(2)皇統に属する男系男子の養子縁組を容認―の主要2案を議論している。
黒田長官は、2案が実現した際に対象になり得る皇族や該当者への意向確認について問われ、「決定前に変更を前提として、何かをするということはあり得ない」とした。