ホンダは23日、韓国で乗用車の販売を2026年末に終了すると発表した。販売が低迷しており、事業継続が難しいと判断した。成長の見込める二輪車の販売は続け、人材や資金といった経営資源を集中させる。
韓国での乗用車の販売は04年に始めた。ピークの08年には約1万2千台を売ったが、地場の現代自動車などに押されて25年は約2千台まで落ち込んでいた。
韓国では、セダン「アコード」やスポーツタイプ多目的車(SUV)「CR―V」など4車種を国外から輸入して販売している。車両点検や修理などのアフターサービスは継続する。
ホンダは電気自動車(EV)戦略の見直しに伴う費用計上などで、26年3月期連結決算の純損益が4200億~6900億円の赤字に陥る見通しで、コストの削減を進めている。
EV開発・販売を目指したソニーグループとの共同出資会社は、事業を大幅に縮小すると21日に発表した。販売が低迷する中国でも一部工場の稼働を休止する方針だ。