27年卒の求人倍率1・62

就職情報会社マイナビが開催した企業の合同説明会=3月、東京都内

 リクルートワークス研究所(東京)は23日、2027年春に卒業予定で、民間への就職を希望する大学生・大学院生の求人倍率が推計1・62倍とする調査結果を発表した。1人に対し何件の求人があるかを算出。前年の1・66倍からわずかに下がったが「全体として企業の採用意欲が高い状況が続いている」と分析している。

 就職を希望する学生46万2千人に対し求人は74万8千人。前年と比べ希望は1500人の微増で、求人は1万7千人減となった。

 求人数を従業員規模別で見ると、5千人以上の企業は4・0%増。5千人未満は軒並みマイナス。300人未満が3・5%減などと規模が小さいほど減少率が高い傾向があった。

 求人数を業種別で見ると、建設が16・3%増、金融が10・6%増。減少率が高いのは流通6・2%減、製造の6・1%減などとなった。

 併せて調べた26年4月入社の大卒平均初任給額は23万7千円。4年続けて増加しており、高い採用意欲の一端だとみている。

 26年1~3月、従業員規模5人以上の全国の企業を調査。約3900社から回答を得た。

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