岩手県大槌町で発生した山林火災は2日目の23日も延焼を続け、200ヘクタール以上を焼いた。消火活動は災害派遣要請を受けた自衛隊も加わり、早朝から再開。ヘリコプターで上空からも放水しているが、鎮火の見通しは立っていない。住宅を含む建物7棟の被害が確認された。
町や県などによると、火災は複数箇所で発生し、延焼面積は23日午前6時時点、小鎚地区で約23ヘクタール、吉里吉里地区周辺で約178ヘクタール。23日は地元と県内からの応援の消防が地上で消火活動を行い、県と自衛隊のヘリも空から実施した。総務省消防庁は、宮城県に対し緊急消防援助隊の出動を要請した。
県は23日、災害対策本部を設置。町内の小中高は休校した。平野公三町長は記者会見で「刻々と状況は変わっている。北海道・三陸沖後発地震注意情報も発令されており、火災と地震を合わせた形で適切に住民にアナウンスしていきたい」と語った。
内閣府は、県が町に災害救助法を適用することを決めたと明らかにした。避難所の開設費用などを支援する。適用は22日付。