日経平均株価、初の6万円

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 23日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が史上初めて6万円を超えた。昨年10月に5万円を突破してから約半年で大台を塗り替えた。米国とイランの停戦延長が伝わり、戦闘終結に向けた協議進展への期待が株価を押し上げた。市場では過熱への警戒感もあるが、今後の企業業績が堅調であればさらに上昇するとの見方がある。

 平均株価は株高、円安、債券安の「高市トレード」が起きた昨年10月27日に5万円を超えた。その後も人工知能(AI)市場の成長期待や好調な企業業績を追い風に上昇基調が続いた。

 1月に衆院の解散が報じられると、高市早苗首相による積極財政政策への期待から上昇スピードが加速。総選挙での自民党圧勝後初の取引となった2月9日の取引時間中には3000円超上げた。2月末に一時5万9300円台に乗せて6万円に迫った。

 3月は中東情勢の緊迫化などで環境が一変し、3月末には一時5万0500円台まで下落した。4月に入り混乱収束への期待から回復基調となっていた。市場では、年内に6万5000円に届くとの声も出ている。

最新記事
贈賄側に懲役1年2月求刑
東証、一時900円超安
東証、一時800円超安
福岡姉妹死亡、母親は心中偽装か
日サウジ首脳が電話会談