FBI、米紙記者を捜査

 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズは22日、パテル長官の交際相手の女性に関する記事を書いた同紙記者について、連邦捜査局(FBI)がストーカー行為の疑いで捜査していたと報じた。司法省内で記事に対する報復捜査との懸念が示され、捜査は止まっているという。

 トランプ政権は意に沿わない主要メディアの報道を敵視し、圧力をかけている。同紙のカーン編集主幹は「通常の取材活動を犯罪化しようとしたことは報道の自由の侵害で、ジャーナリストによる監視への妨害だ」と捜査を批判した。

 記事は2月末に公開され、パテル氏の交際相手の女性がFBIの特殊部隊員の警護や送迎を受けており、公権力の私的利用に当たると報じていた。記者は取材に際し、女性や多数の関係者と接触した。

 同紙によると、記事公開の数日後からFBIが、記者の積極的な取材活動がストーカー行為に当たるかどうかの捜査を始めたが、司法省内で懸念が出て、捜査を進める法的根拠はないと判断されたという。

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