全日空国内線でサーチャージ検討

全日本空輸の航空機=12日、羽田空港

 全日本空輸が2027年度中に国内線への燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の導入を検討していることが22日、分かった。中東情勢の悪化で航空燃料の価格が高騰しているため。日本航空とスカイマークは27年春の導入を検討している。

 燃油サーチャージは、燃料費の変動分を航空運賃に上乗せして徴収する仕組み。全日空は国内の全路線を対象とする方針。詳しい導入時期や具体的な金額は今後決める。大幅な値上げとなると需要の減退を招くリスクがあり、慎重に判断するという。

 国際線に比べて運航距離の短い国内線では、フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)が導入している。FDAは21日、5月発券分のサーチャージを最高水準に引き上げると発表した。

 定期航空協会によると、航空燃料の主成分であるケロシンの3月の平均価格は、前月比で約2倍に高騰した。

 国際線でサーチャージを導入している全日空と日航は、価格急騰を反映するため、通常よりも1カ月前倒しで5月発券分から大幅に値上げする。

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