【ソフィア共同】東欧ブルガリア議会(一院制、240議席)選挙が19日、投開票された。複数の出口調査によると、ロシアに融和的なラデフ前大統領が率いる中道左派の野党連合「前進するブルガリア」(PB)が第1党となるのが確実となった。地元メディアによると、単独過半数をうかがう勢い。
ラデフ氏はウクライナへの軍事支援に消極的で、ロシアとの対話や外交の必要性を主張。ラデフ氏を首相とする政権が発足すれば、ロシア寄りの外交方針に転換する可能性がある。ブルガリアでは2021年以降、安定政権ができずに議会選が繰り返されており、今回で8回目。
ラデフ氏は19日夜、ソフィア市内で記者団に対し「PBは圧勝した」と勝利を宣言。同日午前の自らの投票後にはロシアについて、歴史的につながりが深いと指摘し、経済面や安全保障の観点から「実務的な関係を築いていくことを願っている」と述べた。